賃貸の内装リフォームは単身向けとファミリー向けで変える【名古屋】

「空室が埋まらないから、そろそろ内装リフォームを」——名古屋市内の賃貸オーナー様からご相談をいただくとき、最初にお聞きするのは築年数でも予算でもなく、「その部屋にどんな入居者を想定しているか」です。

同じ予算をかけても、単身者向けの1K・1DKとファミリー向けの2LDK以上とでは、効く場所がまるで違います。単身向けで効果の出やすい手を、そのままファミリー向けに使っても反応が鈍い。逆もまた然りです。これまで多くの賃貸物件の原状回復・空室対策を手掛けてきた中で、この差はかなりはっきり出ると感じています。

この記事では、入居者層ごとに「どこから手を付けると内見時の印象が変わるか」を、費用の目安と一緒に整理します。限られた予算をどこに寄せるかの判断材料としてお使いください。

なぜ入居者層で内装の優先順位が変わるのか

理由はシンプルで、内見時に見ている場所と、入居後に気にする場所が違うからです。

単身者は内見にかける時間が短く、部屋に入って数十秒で「ここは無し」と判断されることが珍しくありません。しかも比較対象が多い。同じ家賃帯で似た間取りが何件も並ぶ中では、第一印象の清潔感がほぼすべてになります。

一方でファミリー層は、内見時間が長く、複数人で来られます。収納の中、窓まわり、水回りの床など、細かいところまで開けて見られます。加えて「小さい子がいるので汚れるが大丈夫か」という視点が入るため、汚れても直しやすい・傷んでも目立ちにくいという実用面が意思決定に効いてきます。

共通して外せないのは「におい」と「明るさ」

層に関係なく、玄関を開けた瞬間のにおいと、部屋全体の明るさは第一関門です。長期空室の部屋はどうしても空気がこもります。喫煙跡があれば、クロスの表面だけ拭いてもにおいは戻ってきますので、この場合は張替えが前提になります。

どこから手を付けるか迷っている段階でもご相談ください。
FreeStyleは名古屋市を拠点に、賃貸物件のクロス張替え・塩ビ系床材(クッションフロア/フロアタイル/長尺シート)の施工を行っています。現地を見たうえで「この部屋ならここだけで十分」という判断も含めてお伝えします。お問い合わせはこちら/施工例は施工実績ページをご覧ください。

単身向け(1K・1DK)の内装リフォームで効く3点

1. クロスは白系ベース+1面だけ変化を付ける

単身向けで最も費用対効果が高いのは、やはり全面のクロス張替えです。狭い部屋ほど壁の面積比率が大きく、壁がきれいになるだけで写真映りも内見時の印象も変わります。

ベースは白〜オフホワイトの量産品で問題ありません。そのうえで、ベッドを置くであろう壁面か、玄関を開けて正面に見える1面だけ、色味や織物調の柄を入れる。アクセントは1面までにとどめるのが失敗しにくいやり方です。2面以上入れると部屋が狭く見え、家具との相性も選ぶようになります。

2. 床は塩ビ系で「傷が目立ちにくい柄」を選ぶ

単身向けは入退去のサイクルが短く、その都度の原状回復費が効いてきます。ここで効くのが柄の選び方です。無地に近い明るすぎる床材は、家具の擦り傷や凹みが写真に出やすい。木目の濃淡がしっかりある柄を選んでおくと、数年後の小傷が目立ちにくく、部分補修も馴染ませやすいです。

なお、床材には木質のフローリングや畳といった選択肢もありますが、賃貸の原状回復で回転を考えるなら、施工が早く単価も読みやすい塩ビ系(クッションフロア・フロアタイル)が扱いやすい場面が多いというのが実感です。当社でお受けできるのもこの塩ビ系の範囲になります。

3. 玄関・キッチンの小面積を先に直す

予算が限られる場合、全体をやらずに玄関の三和土まわりとキッチンの床だけを先に手当てするという判断もあります。単身向けは面積が小さいぶん、この2カ所の印象が全体評価に直結します。特にキッチン床の油染みは、内見者に「前の人の生活感」を強く残してしまう箇所です。

ファミリー向け(2LDK以上)の内装リフォームで効く3点

1. 汚れ対応・表面強化タイプのクロスを要所に

全室を機能性クロスにすると単価が上がります。効かせるなら場所を絞って、キッチン・洗面まわり・廊下の腰から下あたりに使うのが現実的です。内見時に「ここは汚れに強いタイプを使っています」と説明できる材料になりますし、実際に次の原状回復時の負担も軽くなります。

2. 子供部屋は「戻しやすさ」を残す

子供部屋に色を入れたくなる気持ちは分かるのですが、賃貸では次の入居者が同じ家族構成とは限りません。色物を入れるなら1面まで、かつ量産品の範囲で。次回の張替えで白に戻せる状態を保っておくほうが、長い目で見ると総額は抑えられます。

3. 面積の大きいリビング床にお金を寄せる

ファミリー向けはとにかくリビングを見られます。ここだけは材料のグレードを一段上げる価値があります。逆に、居室の押入内部やクローゼット内の壁など、扉を閉めれば見えない場所は最低限で構いません。予算配分にメリハリを付けるだけで、同じ総額でも見え方は変わります。

費用の目安(材工込み・名古屋市内の一般的な賃貸の場合)

工事内容 目安単価 備考
クロス張替え(量産品) 950〜1,300円/㎡ 下地の状態で変動
クロス張替え(1000番・機能性) 1,200〜1,800円/㎡ アクセント1面のみでも可
クッションフロア 3,000〜4,500円/㎡ 洗面・トイレ・キッチンに多い
フロアタイル 4,000〜6,000円/㎡ 玄関・リビングなど土足感の出る場所
ソフト巾木 400〜700円/m 床張替えと同時が効率的

上記はあくまで目安です。実際には物件の階数・搬入経路・既存の下地状態・工期の余裕で上下します。特に下地のパテ処理が多く必要な部屋は、同じ㎡数でも金額が変わりますので、現地を見ずに出す概算はあくまで概算とお考えください。

迷ったときの判断順(優先順位のつけ方)

予算が決まっていて、どこまでやるか迷う場合は、次の順番で考えると整理しやすいです。

  1. においの原因(喫煙跡・水回りの汚れ)——ここが残ると他を直しても評価が戻りにくい
  2. 玄関からリビングまでの動線上の壁と床——内見の第一印象を決める区間
  3. 水回りの床——生活感が最も残りやすい
  4. 居室の壁——面積が大きく、写真映えに効く
  5. 収納内部・見えない箇所——最後で構わない

この順で上から予算が尽きるところまで、というのが現場で多く見るやり方です。全部やらないと決まらない、ということはあまりありません。

名古屋市の賃貸物件の内装リフォーム・原状回復はFreeStyleへ。
クロス張替え、クッションフロア・フロアタイル・長尺シートの施工に対応しています。空室が続いている部屋、退去直後でこれから手配される部屋、どちらもご相談いただけます。予算の中でどこに寄せるべきかという段階からで構いません。
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よくあるご質問

Q. 空室のまま何年も経っています。全面やり直すべきでしょうか?

A. 必ずしも全面とは限りません。長期空室の部屋はにおいと日焼けが主な原因になっていることが多く、この2点に絞って手を入れるだけで反応が変わる例もあります。まず現地で状態を見たうえで、範囲を決めていくことをおすすめします。

Q. アクセントクロスは入居付けに効きますか?

A. 効く場合と、そうでない場合があります。効きやすいのは、同じ家賃帯に似た間取りが多く並んでいるエリアで、写真の一枚目に差を作りたいときです。逆に元々設備で差がついている物件では、無理に色を入れるより白系で清潔感を出したほうが良い結果になることもあります。

Q. 部分的な張替えでも対応してもらえますか?

A. 対応しています。ただしクロスは既存部分との色差が出るため、既存が古い部屋では1面単位・1室単位での区切りをおすすめしています。どこで切るときれいに見えるかは現地でご提案します。

Q. 見積りだけお願いすることはできますか?

A. もちろん可能です。複数社で比較検討されている段階でもお気軽にどうぞ。数量の根拠が分かる形でお出ししますので、他社様のお見積りとの比較にもお使いいただけます。

名古屋市内の賃貸物件の内装リフォーム・原状回復について、ご不明な点がありましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。